《AIによるカラー処理》洞穴から日本兵を引きずり出した海兵隊第1師団偵察部隊第5大隊隊員(1945年6月16日)
Marines of 5th Battalion, Recon Company, 1st Division, flush out Jap soldier from cave.
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【シリーズ沖縄戦】74年前の今日
1945年6月16日 『イモとサトウキビ』
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国をまもるとは、
どういうことだろうか。
国を守るためだったと信じる
そんな日本国民が多くいる。
しかし政府がいう「国」(nation) とは
実は我々国民のことではない。
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民が飢えても、
国を優先するのだ!
そんな日本国の過去と現在は、
あまたある現在の非人権国家隣国の現在と重なる。
それなのに、隣国との友好どころか平気で無知の歴史模造品を降りまわし、民族差別をひけらかすことができるのは、
隣国以上の深い過ちを起こしたにも関わらず、
深く反省するどころか、
まともに歴史に向きあったことすらないからだろう。
歴史を知らずファンタジーに酔い、
食べ物が捨てるほどある世の中で、のほほんと暮らし、
甘やかされ「名誉白人」として扱われることに慣れ、
斜め上から目線で隣国を侮蔑する。
日本国の過ちが、
どれだけ多くの人命を奪ったことか。
どれだけの人々が飢え、
人権が踏みにじられたことか。
人びとが飢えても、
国体を護ることができればそれは正義なのか。
アンパンマンの生みの親、
故やなせたかし氏は生前こう話している。
「アンパンマン」を創作する際の僕の強い動機が、「正義とはなにか」ということです。
正義とは実は簡単なことなのです。
困っている人を助けること。
ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を「正義」と呼ぶのです。
なにも相手の国にミサイルを撃ち込んだり、国家を転覆させようと大きなことを企てる必要はありません。
アメリカにはアメリカの“正義”があり、フセインにはフセインの“正義”がある。アラブにも、イスラエルにもお互いの“正義”がある。
つまりこれらの“正義”は立場によって変わる。
でも困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても「正しいこと」には変わりません。
絶対的な正義なのです。
73年前の沖縄では、
皆が飢えていた。…米兵以外は。
第32軍司令部の首脳らでさえも、兵士が近くの畑から獲ったイモやサトウキビを食べて飢えをしのいでいた。
イモとサトウキビは、多くの人びとの命を繋いだが、もちろん、それでも飢えで死んでしまった住民も多くいた。
そのとき、日本政府は何をしていたのか。大本営は、天皇は、何を考えていたのか。
ご覧ください。⇩
1945年 6月16日 『イモとサトウキビ』
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