戦争で引き裂かれた心

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【和訳】 連合軍政府によって収容された沖縄住民
撮影地: 屋嘉部
撮影日: 1945年 6月

 

激しい空爆や戦闘、栄養失調や伝染病などを乗り越えて、生き残って捕虜になったにもかかわらず、精神的に追いつめられてしまい、自殺した人たちがいる。

 

もうしばらくすれば、もう少し頑張れば、平和な日が訪れたと実感できたはずなのに。

 

どこの戦場でもそうだが、沖縄戦に投入されたのは、若い人たち

 

10代や20代の若者が、武器を持ち戦場を這った。

 

毎日、毎日、今日が「最期の日」かもしれないと思いながら、必死で生き抜いたはずなのに、「降伏後の日本」という未知の世界を、戦場以上に恐れたのだろうか。

 

きょう、1人の若い兵隊が屋嘉収容所で自殺した。

 

1945年 8月28日 『若い兵隊の自殺』

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