【沖縄戦シリーズ】今日からスタートします ~ 75年前の1944年3月22日 『第32軍 (沖縄守備軍) の創設』が意味することとは

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市民の意思を置き去りにしたまま強行される、自衛隊配備、陸自ミサイル基地、米軍基地問題

 

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沖縄戦シリーズ
1944年 3月22日 『第32軍 (沖縄守備軍) の創設』
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沖縄戦の始まるちょうど一年前の今日。

 

つまり75年前のきょう

1944年3月22日。

 

大本営は第32軍(沖縄守備軍)を創設した。

 

その後、各方面に配置されていた日本軍の部隊が続々と沖縄入りし、市町村を占拠しはじめる。

 

伊江島も日本軍が土地を強制収容。島の住民「総動員」で「東洋一」と呼ばれる飛行場建設を始める。

 

南風原町津嘉山には、夏ごろから10月10日まで、糸満など県南部の住民を徴用し、総延長2キロもの県内最大級の手掘り壕群の司令部を完成させた。数か月で完成。どれだけの急ピッチ「総動員」だったのか、想像もつかない。

 

当時の人口が40余万であった沖縄県に投入された日本兵は約10万人。軍隊が配備されたことで、食糧や物資や水も不足し始める。

 

そして、一年後の明日。
1945年3月23日。

 

ついに沖縄戦の組織的な爆撃が始まる。

 

☑ なぜ、大本営は第32軍(沖縄守備軍)を創設したのか。
☑ 「沖縄守備軍」は沖縄を守備する軍だったのか。

 

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沖縄守備軍の創設から75年後の今、

 

沖縄のいたるところで県民を置き去りにして強行されている軍備化の嵐。

 

市民に選ばれたはずの石垣市の市長まで
国防は国の「専権事項」、つまり市民は国の軍事に口を出す権限などない、などと繰り返す。

 

uyouyomuseum.hatenadiary.jp 

ospreyfuanclub.hatenadiary.jp

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 自衛隊の先島―南西諸島新配備に対する、NHK報道規制の解禁について! - 今、自衛隊の在り方を問う! / 軍事ジャーナリスト小西誠

 

序論自衛隊の南西諸島配備計画の概要

 

与那国島2016年3月28日、陸上自衛隊沿岸監視隊の隊員約160人が配備・駐屯地が開設、今後、航空自衛隊の移動警戒隊、約50人以上が配備予定。

 

宮古島2018年度までに、地対艦ミサイル部隊約100人、地対空ミサイル部隊約150人、その指揮統制部隊(司令部)となる部隊約200人、警備部隊(普通科)の約350人の、合計して約800人配備と発表。

 

石垣島2019年度までに地対艦・地対空ミサイル部隊、警備部隊の約600人と発表。

 

奄美大島2018年まで先島諸島と同様、地対艦・地対空ミサイル部隊と警備隊の約550人、これに空自の移動警戒隊約50人以上も追加される予定(2016年度防衛概算要求)。

 

馬毛島南西シフトによる島嶼防衛戦の事前集積拠点として部隊配備、米軍・岩国基地のFCLP空母艦載機着陸訓練としても使用。

 

沖縄本島2016年3月末段階で陸自約2650人、海自約1490人、空自約3910人の合計約8050人。2010年の沖縄県統計は、陸自約2300人、海自約1300人、空自約2700人、3人の合計約6300人で、約5年の間(特にこの1年間)に沖縄では、約1750人もの隊員が増加。

 

佐世保・水陸機動団2017年度中に、西部方面普通科連隊が水陸機動団に編成され、3個連隊(旅団)に増強。オスプレイ17機、水陸両用車(AAV7)52両が配備。文字通り日本型海兵隊としてスタート

 

いったい、今
日々私たちの目の前で起こっているこれらの事象は何を表すのか。

 

再び歴史を繰り返さないために、
いま、何を歴史から学ぶことができるのか。

 

今年も当クラブでは
1945年3月23日から9月7日まで、毎日、今日の沖縄戦を配信していきます。

 

あの時代を生きた先祖に想いをはせ、
ともに学んでまいりましょう。

 

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73年前のきょう、

1944年3月22日

大本営は第32軍 (沖縄守備軍) を創設した。

 

その1年後

1945年3月23日

今から72年前の明日、米軍は、沖縄上陸前の爆撃を沖縄全域で開始、その数日後に米軍は、慶良間列島へ上陸した。

 

そこから沖縄戦は本格的に始まった。

 

1944年 3月22日 『第32軍 (沖縄守備軍) の創設』

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