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【シリーズ沖縄戦】74年前の今日
1945年6月26日 『久米島の悲劇の始まり』
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我々は歴史から何を学ぶのだろうか、
それとも何も学ばないのだろうか。
日本軍が県民総動員で作りあげた数々の軍事施設は、今や米軍の軍事施設となっていた。
日本軍が放棄したいくつもの飛行場や滑走路を、米軍はまっさきに確保し、着実にそれらを整備、拡張。
次の日本の本土進攻のためのインフラ整備を粛々と進めながら、偵察機や爆撃機を配備した。
沖縄戦以前は、
にわかに基地建設ラッシュにわいた島も、
なにもかも見る影はなく
沖縄島と伊江島は、日本本土を攻撃するための米軍基地に変貌しつつあった。
そんななか、
74年前の今日、
米軍が久米島に上陸する。
74年前の今の時期を便宜的に「日本軍の組織的戦闘が終わった」と表現することは、歴史的には正確なことなのだろうか。
久米島の悪夢は
実にこの日から9月7日まで続く。
久米島に駐留した日本軍は、組織を維持しながら山奥に潜んでいて、「解散」などしていない。
彼らは、上陸してきた米軍が住民と接触したことを突き止め、住民をスパイとみなしていく。
日本軍と「学校の先生」となりすました工作員から厳しく監視されるようになった久米島の住民は、
今後、地上戦とはまた違う、別の恐ろしい悪夢を経験することになる。
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1945年 6月26日 『久米島の悲劇の始まり』
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