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【シリーズ沖縄戦】74年前の今日
1945年5月14日 『“戦力”として必要』
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道徳の教育化が始まった。
小学校では2018年度から
そして中学では2019年度から。
学校が「国や郷土を愛する態度」を評価対象に入れるという。
歴史修正主義だけではない
教育勅語やら銃剣道といった言葉が、
今、日本の教育界をとびかっている。
年配者より子供のほうが
「戦力」として有効かつ重要だと、
この国は経験知として持っているからだ。
74年前の沖縄では
21の中等学校があり、そのすべての男女中等学校の生徒が戦場に動員された。
https://www.pref.okinawa.jp/site
女子学徒は15歳から19歳、
男子学徒は14歳から19歳で。
戦場に動員されたその数は県庁データで
生徒1,923人、教師64人の
計1,987人
そしてその中で命を落としたのは
生徒981人、教師37人
計1,018人
実にその半数以上、51%超が
その命を戦場で奪われることとなった。
何もわからないまま「志願」させられ、そのまま戦場に駆り出され、何もわからないまま、死んでいった多くの子どもたちがいた。
battle-of-okinawa.hatenablog.com
当時、愛国や国防を語り戦争を勇ましく声にだしていたものたちの戦死者数をだし、比較してみてもらいたい。
沖縄の学徒動員で
戦場に送られた子どもたちの生存率は4.9割だ。
それでもいまだに、
平気で「防衛は国の専権事項」と言えるのか。
子供たちの命を守るということは
どういうことなのか。
しっかりと記憶しておきたい。
民主主義ではなく愛国ばかりを語る
そんな大人が子どもたちを戦場におしやるのだ。
ご覧ください。 ⇩
1945年 5月14日 『“戦力”として必要』
neverforget1945.hatenablog.com