1945年3月31日 明日、米軍が沖縄島に上陸する ~ 悪の予徴

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【シリーズ沖縄戦】76年前の今日
1945年3月31日『沖縄島上陸・前夜』
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沖縄戦とは何か。
それは、76年前の明日、米軍の無血上陸で最も顕著に現れる。
76年前の今日、日本軍は、米軍の艦砲射撃にじっと沈黙を保ちながら上陸を待ち、一方で沖縄の子らを鉄血勤皇隊・通信隊として召集した。
「斬込隊、千早隊、野戦築城隊、自活隊、本部等の隊編成が済むと、半袖、半袴、戦闘帽といったような防衛隊用の軍服が各人に一着ずつ支給された。
「…こうして14、5歳から20歳までの青少年たちが、一律に命令によって軍服を着せられ軍に編成されるという世界にも例の少ないことが、いとも簡単に行われたのである。」(大田昌秀)
明日、午前8時30分、
沖縄島に米軍が上陸する。

 

 

 

 

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【シリーズ沖縄戦】74年前の今日
1945年 3月30日1945年3月31日『沖縄島上陸・前夜』
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明日、

安倍首相が新しい時代の名前を規定するという。

いったいそれは国民が望んでいることなのか。

 

どんな時代の幕開けとなるのか。

悪の予徴はいつも存在した。

  

74年前のきょう、

いよいよ米軍の上陸間近と判断した第32軍司令部は、

 

沖縄県知事の島田叡(あきら)に対し、沖縄本島北部への疎開停止を命じた。

 

この日を境にして、本島南部にいた住民が北上することは困難となった。

 

また師範学校の野田貞雄校長に対して、全職員生徒を鉄血勤皇隊として防衛召集する事を命じ、夕刻に集められた生徒に命令が伝えられた。「諸君の郷土の防衛は諸君自らの手にかかっている」と檄をとばし、斬込隊、千早隊、野戦築城隊、自活隊、本部等の隊編成をおこなった。

 

こうして14、5歳から20歳までの青少年たちが、一律に命令によって軍服を着せられ軍に編成されるという世界にも例の少ないことが、いとも簡単に行われたのである。

 《「鉄血勤皇隊/少年たちの沖縄戦 血であがなったもの」(大田昌秀著/那覇出版社) 24-27頁より》

 

 

刻一刻と迫る時間。

73年前の明日、米軍が沖縄島に上陸する。

 

ご覧ください。 ⇩

1945年3月31日『沖縄島上陸・前夜』

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